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Gitの本おすすめ2冊|入門の『独習Git』と中級以上の『実用Git』の違い
Gitの本で迷ったら、はじめての人は『独習Git』、Gitを使ってはいるが仕組みが分からない人は『実用Git』が基本の選び方です。2冊の目次と対象読者を並べて比べます。
2冊の比較
| 独習Git | 実用Git | |
|---|---|---|
| 刊行 | 2016年2月(翔泳社) | 2024年3月(オライリー・ジャパン) |
| 判型・ページ | B5・422ページ | B5・576ページ |
| 対象 | Gitをこれから使う人 | バージョン管理を使った経験があるエンジニア(出版社の紹介) |
| 進め方 | 解説・演習・課題の3ステップ | リポジトリの内部やブランチの状態の図を多く使って解説 |
| GitHub | GitHubの使い方の章あり | 「GitとGitHub」の章あり |
独習Git
出版社の紹介では、初歩から1ステップずつ、解説・演習・課題の3段階で進める入門書です。目次は全19章で、リポジトリの作り方、ファイルの追跡とコミット、ブランチとマージ、クローン、リモートとの共同作業(プッシュ・プル)と、日々の操作の順に並んでいます。後半には「git rebaseを理解する」「ワークフローとブランチの規約」「GitHubを使う」の章もあります。
刊行が2016年なので、画面の見た目や一部のコマンドの既定値は今と違うところがあります。それでも、コマンドを1つずつ手を動かして覚えたい人には今も向いています。
実用Git

2024年3月刊行の新しい版で、出版社はバージョン管理システムを使った経験のあるエンジニアを対象にしています。目次は「Gitの思考法」「基礎知識(ブランチ・コミット)」「中級レベル(コミットの検索・書き換え)」「上級レベル(パッチ・フック)」「ヒントとコツ、GitとGitHub」の5部構成です。
よく使うサブコマンドだけでなく、トラブルのときに使うサブコマンドやリポジトリの内部まで扱うと紹介されています。「コミットを書き換えたい」「履歴が壊れた気がする」といった場面で頼りになる1冊です。
選び方のまとめ
- Gitをほとんど触ったことがない → 独習Git
- add・commit・pushはできるが、rebaseや履歴の書き換えが怖い → 実用Git
- コマンド操作そのものに不安がある → 先にLinuxの本の「新しいLinuxの教科書」(バージョン管理の章もあります)
この記事の確かめ方
書名・刊行年月は国立国会図書館サーチとopenBD、目次・判型・ページ数・内容は紀伊國屋書店の書誌(出版社内容情報)で確かめています(2026年10月27日確認)。本の説明は目次と出版社の紹介をもとにした整理で、読んだ感想として書いたものではありません。
