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『リーダブルコード』読む前ガイド|目次・対象読者・読む順番
『リーダブルコード』は、「他の人が読んで理解しやすいコード」を書くための考え方を、名前の付け方・コメント・制御フロー・コードの分け方・テストといった日々のコーディングの場面ごとにまとめた本です。2012年6月にオライリー・ジャパンから刊行されました。

リーダブルコード : より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
Dustin Boswell、Trevor Foucher 著/角 征典 訳/オライリー・ジャパン/2012年6月/ISBN 9784873115658
Amazonで見るこの本で分かること(目次から)
出版社の公式ページによると、本は1章の導入と4つの部、全15章でできています。
| 部 | 章 |
|---|---|
| 導入 | 1章 理解しやすいコード |
| 第I部 表面上の改善 | 2章 名前に情報を詰め込む/3章 誤解されない名前/4章 美しさ/5章 コメントすべきことを知る/6章 コメントは正確で簡潔に |
| 第II部 ループとロジックの単純化 | 7章 制御フローを読みやすくする/8章 巨大な式を分割する/9章 変数と読みやすさ |
| 第III部 コードの再構成 | 10章 無関係の下位問題を抽出する/11章 一度に1つのことを/12章 コードに思いを込める/13章 短いコードを書く |
| 第IV部 選抜テーマ | 14章 テストと読みやすさ/15章 「分/時間カウンタ」を設計・実装する |
目次の並びを見ると、名前やコメントのような小さな工夫から始まり、だんだんとコードの分け方・設計へ広がる順番になっています。最後の15章は、それまでの考え方を1つの小さな機能の実装に当てはめる章です。
向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| プログラミングの文法は一通り分かり、チームでコードを書き始めた人 コードレビューで「読みにくい」と言われることがある人 新人に「読みやすいコード」の考え方を共有したい人 |
まだ文法そのものを勉強している段階の人(先に入門書を1冊終えるのがおすすめ) 設計パターンやアーキテクチャを体系的に学びたい人(別の本が向いています) |
読む前に知っておくとよいこと
- 特定の言語の本ではありません。例のコードには複数の言語が使われているので、1つの言語の書き方を覚える本ではなく、どの言語にも通じる考え方の本として読むのが向いています。
- 全260ページ(出版社の公式ページ)で、技術書としては厚くありません。1章ずつ区切りがよいので、1日1章ずつ読むような読み方もしやすい構成です。
- 刊行は2012年です。考え方は今も使えますが、例に出てくるライブラリや書き方には古いものもあります。
次に読む本
『リーダブルコード』が扱うのは主に「1つの関数・1つのファイルの読みやすさ」です。次の段階として、次のような分野へ進むと流れがつながります。
- テストを書けるようになりたい → テストの本(14章の続き)
- ファイルやクラスの分け方を知りたい → 設計の本
- コマンド操作や開発環境に慣れたい → Linuxの本おすすめ
書誌情報
| 書名 | リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック |
|---|---|
| 著者・訳者 | Dustin Boswell、Trevor Foucher 著/角 征典 訳 |
| 出版社 | オライリー・ジャパン(発売:オーム社) |
| 発行 | 2012年6月23日 |
| ページ数・価格 | 260ページ/2,640円(税込・出版社の公式ページ。2026年10月26日確認) |
| ISBN | 978-4-87311-565-8 |
目次・ページ数・価格はオライリー・ジャパンの書籍ページ、書名・著者・発行年月は国立国会図書館サーチとopenBDの書誌で確かめています。